1 | × | フグ毒は、フグの種類によって毒性が決まっており、個体差はほとんどない。 → 正解:× フグの毒性は 個体差が著しく 、同じ種類であっても無毒の個体から猛毒の個体までみられることがよくあり、一般に卵巣と肝臓の毒性が高いとされています。 |
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2 | ○ | シガテラ毒魚は、熱帯から亜熱帯海域に 400 種以上が存在する。 → 正解:○ シガテラ毒魚は、 熱帯から亜熱帯海域 に 400 種以上が存在 し、中毒のほとんどは沖縄県で起こってい ます。 毒性は藻食魚よりも肉食魚の方が、小型魚よりも大型魚の方が一般に高い傾向があり、同じ魚種でも、個体、漁獲場所により無毒から強毒まで著しい差があります 。 |
3 | ○ | 麻痺性貝毒や下痢性貝毒の予防対策は、有毒プランクトンの監視や重要貝類の 毒性試験の定期的な実施である 。 → 正解:○ 麻痺性貝毒や下痢性貝毒の予防対策は、有毒プランクトンの監視と重要貝類の定期的な毒性試験の実施であり、可食部の毒性が規制値を超えると出荷を規制しています。 |
4 | × | キノコの毒成分は多様だが、調理方法により毒成分を分解することができる。
→ 正解:× キノコの毒成分は多様だが、いずれも化学的に安定した物質で、通常の加熱調理で毒性を失うことはありません。 |
5 | ○ | スイセンの葉は、ニラやノビルと、鱗茎はタマネギと似ているので誤食される。
→ 正解:○ ニラと間違えた中毒例がもっとも多く、ニラの葉は強烈なにおいを放つのに対して、スイセンの葉は特に臭いがしないので、臭いをかげば両者の区別は容易です。 |