2010年(平成22年)
【国内】・厚労省食中毒調査支援システム(NESFD)運用開始。・トリカブト誤食、1名死亡。・仕出し弁当による大型食中毒(患者数500名以上)が4件発生した。病因物質は、ノロウイルス、サルモネラ属菌、その他の病原大腸菌であった。【国際】・米国、卵によるサルモネラ属菌食中毒、1,939人発症確認。

2009年(平成21年)
【国内】・小・中学校でヒスタミン食中毒。患者数279名。・消費者庁および消費者委員会発足。・グリシドール脂肪酸エステルの発がん性が疑問視され、特定保健用食品制度の見直しが始まる。【国際】・米国、ピーナッツ加工品によるサルモネラ属菌食中毒。22,500名発症、9名死亡。

2008年(平成20年)<リーマン・ショック>
【国内】・冷凍餃子(中国からの輸入品)による有機リン系農薬混入事件、3件10名発症。・食物アレルギー義務表示(えび,かに)の追加。・20ヶ月齢以下の牛のBSE検査国庫補助修了。・事故米の不正流通発覚、・こんにゃくゼリーによる窒息死が社会的問題となる。【国際】・中国産育児用粉末ミルクへのメラミン混入問題が発覚。幼児発症者約300,000名、50,000人入院、死者6名。115種類の食品からもメラミンを検出。・カナダ、RTE食肉製品によるリステリア食中毒、57名発症、23名死亡。・米国、メロンによるリステリア食中毒発生。146人発症、30人死亡。・アイルランド:ダイオキシンに汚染されていることが判明し、豚100,000頭を殺処分。

2007年(平成19年)<郵政民営化。能登半島地震。新潟県中越沖地震>
【国内】・消費期限切れの原料を使った洋菓子が社会問題になる。・テレビ番組のデータ捏造、発覚。・偽装牛肉ミンチが発覚。・賞味期限などの偽装発覚。

2006年(平成18年)
【国内】・ノロウイルスの流行が早期化、患者数が増大。・残留農薬等のポジティブリスト制度導入。【国際】・米国、カットホウレンソウによるO157広域食中毒発生。患者数205名。死者3名。・米国、ピーナッツバター、サルモネラ属菌食中毒、700名以上発症

2005年(平成17年)<地球温暖化防止京都会議(COP3)。福岡県西方沖地震>
【国内】・食品期限表示の設定のガイドラインについての通知。・BSE検査対象牛の月齢を、21カ月以上に改正。・我が国初のvCJD患者に確定診断。英国滞在歴あり。・食品安全委員会、我が国におけるBSE対策に係る食品健康影響評価の結果を通知。【国際】・未承認遺伝子組換えトウモロコシBT10を、米国からの輸入飼料用から検出。・特別老人養護施設でO157集団感染症発生。患者数26名、死者4名。・毒キノコによる食中毒発生。死者2名。・フグによる食中毒発生。死者1名。・特別老人養護施設でO157集団感染症発生。死者6名。・児童福祉施設でO157集団感染症発生。3歳男児1名死亡。

2004年(平成16年)<アテネオリンピック、新潟中越地震>
【国内】・国内でも鳥インフルエンザ発生、鶏・卵の移動禁止。・発がん性が認められたアカネ色素を既存添加物名簿から削除、・食品安全委員会、「日本におけるBSE対策-中間取りまとめ-」公表、・E型肝炎ウイルスの感染発生。豚肉の生食による感染。・厚労省研究班、3年前の北海道のチーズによる食中毒の原因をリステリアと結論。・ビタミンC剤等添加で牛肉鮮度の偽装発覚、・急性脳症の報告が増加。原因はスギヒラタケとする説もあり、厚生労働省は研究班設置。【国際】・米国でBSE牛発見。輸入禁止。・ケニア、トウモロコシのアフラトキシンで317名発症し、125名死亡。

2003年(平成15年)<イラク戦争勃発>
【国内】・厚労省、妊婦らに魚介類からの水銀摂取を注意喚起。・食品安全基本法施行。内閣府食品安全委員会発足。食品衛生法等の改正。・食品安全委員会は「アマメシバ粉末・錠剤」の長期摂取と気管支炎発症の因果関係を認定。厚生労働省は流通・販売を禁止。【国際】・カナダでBSE感染牛発見。カナダ産牛肉等の輸入禁止。・米国でBSE感染牛発見。米国産牛肉等の輸入禁止。

2002年(平成14年)<サッカーワールドカップ日韓共同開催>
【国内】・BSE対策特別措置法公布。・BSEに関連する牛肉すり替え事件発生。・食品安全基本法(仮称)制定、食品安全委員会(仮称)設置の決定。・表示偽装事件が多発。・高齢者施設でO157食中毒。28人が発症し9人が死亡。・アクリルアミドに関してWHOが懸念表明。【国際】・輸入ホウレンソウなどの残留農薬問題表面化。・添加物、香料や農薬の非合法使用が表面化。・国産と偽装された韓国産カキによる赤痢菌食中毒事件発生。患者数160名。

2001年(平成13年)<中央省庁再編、米国で同時多発テロ発生>
【国内】・厚生省と労働省が統合され厚生労働省となる。・牛タタキによるO157食中毒発生。・異物混入事例が多発し、リコールが増加。・国内でBSE感染牛を初めて発見。と畜場でのBSE全頭検査開始、特定危険部位の除去等導入。【国際】・BSE侵入防止のため、EU諸国等からの牛肉、肉骨粉などの輸入を禁止。

 


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