1980年(昭和55年)
【国内】・食品添加物過酸化水素の発がん性が疑われ、製品回収が行われる。【国際】・タイ産冷凍エビ゛からコレラ菌を検出。
1977年(昭和52年)
【国内】・クロレラ食品常用者に皮膚炎などが発生。
1976年(昭和51年)
【国内】・東京都内でボツリヌスA型菌食中毒発生。患者2名のうち、1名死亡。
1975年(昭和50年)
【国内】・酒田駅で弁当による食中毒発生。患者数130名、死者3名。腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、セレウス菌を検出。【国際】・輸入レモンから、未認可の防黴剤OPP検出。
1974年(昭和49年)<ベトナム戦争終結>
【国内】・食品添加物AF2の使用を禁止。
1973年(昭和48年)<オイルショック>
【国内】・PCBの使用禁止。・パラフィン資化酵母(石油酵母の異名)の飼料化への反対運動。
1972年(昭和47年)<沖縄の本土復帰、札幌冬季オリンピック>
【国内】・PCBによる魚介類の汚染が問題化。・芽止め目的のジャガイモへの放射線照射認可。
1971年(昭和46年)
【国内】・環境庁発足。・農薬取締法を改正し、毒性・残留性の審査・使用規制など強化。農薬DDTの販売を禁止。
1970年(昭和45年)
【国内】・食料自給率76%。米のカドミニウムの汚染許容量の基準設定。玄米1ppm、白米0.9ppm未満。
1969年(昭和44年)
【国内】・人工甘味料チクロの使用を禁止。・PCB等による牛乳汚染が問題になる。・日本BHC工業会、農薬BHC、DDTの製造中止を決定。
1968年(昭和43年)
【国内】・消費者保護基本法公布。・イタイイタイ病を公害病に認定。・第一水俣病の原因が化学工場であると断定。・科学技術庁は第二水俣病の原因が別の化学工場であると発表。・米糠油による油症事件発生。原因は、熱媒体PCBの混入であった。・薩摩揚げによる食中毒で608人が発症、4人死亡。病因物質はサルモネラ属菌であった。・学校給食の冷やし中華で教職員や生徒1,383人が発症。病因物質は、タレで増殖したウェルシュ菌であった。
1967年(昭和42年)
【国内】・公害対策基本法公布。・パラチオンの製造・使用を1970年から禁止。
1966年(昭和41年)
【国内】・カキによる食中毒発生。関東以西で129件、1,569名発症。病原大腸菌検出例が多い。
1965年(昭和40年)
【国内】・新潟、阿賀野川流域で水俣病に似た有機水銀中毒患者が発生。
1964年(昭和39年)<東京オリンピック開催>
【国内】・即席めん類の油脂による食中毒発生。
1962年(昭和37年)
【国際】・国連、FAO/WHO/Codex国際食品規格委員会発足。・コレラ対策で台湾バナナの輸入を禁止。