どんなふうに勉強すればよいでしょうか
関連資料のページより、初級・中級の模擬試験問題(各20問)をダウンロードできます。過去に出題した問題をベースに一部、修正したものですので、先ずは問題のイメージを掴んでください。
食品安全検定は、次のような考え方に基づいて、問題作りを行っています。
初級検定
初級検定は、食の安全に関する基礎知識を幅広く理解していただくことが狙いです。暗記中心になりますが、基本的な知識を覚えることから始めましょう。
大きく分けて2つの視点があります。ひとつは祖先から受け継いできた知恵や技術(食中毒起因微生物、寄生虫、自然毒、食物アレルギー等)を科学的視点で捉えること、もうひとつは、持続可能な食料調達という課題(食品添加物、農薬、遺伝子組み換え食品等)を科学的視点で捉えることです。
これら2つの視点から食の安全を考えていただくことが狙いです。
中級検定
中級検定は、食の安全に関わる様々な危害要因を俯瞰的に理解することで、食の安全に関する知識を応用する力を身に着けていただくことが狙いです。
例えば、危険性の高い食中毒起因微生物は、汚染経路、原因食品、症状、予防対策の特徴や違いを横断的に比較、整理することで、どのような現場に、どのような対策が有効か、科学的な知見に基づいて考える力が身に付きます。また、問題が発生した際の原因究明にも役立ちます。
食品添加物や農薬、遺伝子組換え食品は、その安全基準を理解することで、食品添加物や農薬、遺伝子組換え食品の安全性を科学的に捉えることができます。
先ずはテキスト全体を読んで、各章の“ポイント”を押さえ、「食品安全の鳥瞰図」を作り上げてください。