食品安全検定は、食品に携わる方々(食品を製造・販売する人、食品を開発している人、飲食店で働いている人、家庭で子供に食事を作っている人・・・)に正しい知識を知ってもらうためにつくられた検定です。 「食品安全検定について」チラシダウンロードはこちら 

食品安全は競争分野ではない

2010年10月に食品安全の日本会議が開かれました。主催は「The Consumer Goods Forum」という、およそ650社のグロバール企業が参加するフォーラムでした。

このフォーラムを紹介する記事の中で、「食品安全は、国は違っても最終的に目指すところは同じであるが、目的を同じレベルで実現するためには、情報としても『共通言語』が必要になる」「食品安全は競争分野ではなく、企業同士が共同でより良い仕組みを見出していくべき」という文が目に留まりました。

当時、食品安全マネジメントシステムを導入する組織が急増しておりましたが、食の安全を脅かす要因を体系的に学ぶことができるよい教材が見つからず、なんらかの教育の仕組みが必要ではないかと考えておりました。「情報としても共通言語が必要」「食品安全は競争分野ではない」という言葉が、食品安全検定を立ち上げるきっかけとなりました。

食品安全検定は、食の「安全」に必要な科学的知識により問題解決できる力を養うことで、食品が抱えるリスクを低減させ、食の「安心」へとつなげることのできる人材を育成し、より安全な食文化の醸成に貢献することを目指しています。

検定の広がりと活用

食品安全検定は、HACCPシステムやFSSC/ISO22000(食品安全マネジメントシステム)の構築・運用で培った経験や知識をもとに開発したもので、2015年3月に製造業を始めとする食の安全に係わる現場リーダーを目指す方々を対象とした中級検定からスタートし、2015年9月にはより広く食に携わる方々を対象とした初級検定を開始しました。

中級試験合格者に対しては、更に、食品安全の指導的な役割を目指す方々を対象とした上級検定を提供すべく、運営委員会を通じて検討を重ねてまいりました。2019年3月に実施した運営委員会では、これまでに蓄積した経験と知見に基づき、上級試験の具体的なスキームについて審議を行いましたが、食品衛生規制見直しの動向に留意しつつ、改めて上級試験を具体化することとしました。

現在、新型コロナウイルス感染拡大防止を優先させる状況が続いていますが、2020年10月に実施した運営委員会では、上級の資格は更新制とすることや、上級資格者同士のコミュニケーションの場を提供することなどが確認されました。延期されました東京オリンピック・ パラリンピックにも当検定の運営が影響を受ける可能性もありますが、検定開始から7年目となり、10周年までに実現できるよう準備を進めてまいります。

 

初級検定試験 中級検定試験
検定の特徴 “食品”に関わるすべての方
◎「食の安全」に対する基本的な考え方を学ぶことで、食の安全に対する理解が深まり、実務に役立てることができます。
◎「なぜ、そのようにしなければいけないのか」を理解し、行動に移すことがきます。
食の安全のエキスパート
◎科学的根拠に基づく合理的な食品の安全管理を理解することで、効果的、効率的な管理の考え方を学ぶことができます
◎食の安全を脅かす可能性のある要因を幅広く、分野ごとに学ぶことで、食の安全管理の盲点をなくし、より確実な管理に結び付けることができます
対象 ◎食品製造、流通、外食産業等での食の安全の従業員教育に
◎食の安全に関心をお持ちの方
◎食に関わる仕事につきたい方
◎食の安全に関する現場のリーダーを目指す方
生産、製造、流通、外食等、「食」に携わる方々で、広く食品安全の知識を身に付けたい方
◎食の安全管理に対する責任を担っている方
製造現場におけるHACCPチーム、食品安全チームのメンバー、内部監査員など

出題範囲

検定試験は、食品安全検定テキストに基づいて出題されます。また、食環境の変化に伴い、食中毒の原因物質も変わりますので、最新の情報に留意することが重要です。発生頻度の高い要因、危険性の高い要因、最近注目されている要因には特にご留意ください。

関連資料のページより「食中毒の発生状況」をダウンロードできますので、ご確認ください。
»関連資料のページはこちら。

詳しくはよくある質問の「どんな問題が出るのですか?」および「どんなふうに勉強すればよいでしょうか?」 をご参照ください。

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