2017年3月実施の中級試験問題の不備について

3月実施の中級試験問題の一つに誤りがあることが判明したため、該当の問題を全員正解とし、受験者全員の試験結果を再計算し、対応いたしました。
ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げますとともに、再発防止に向けて、品質向上に努めてまいりますので、今後ともご愛顧を賜りますよう、何卒、宜しくお願い申し上げます。

(ご参考)

誤りのあった問題

加熱は食品を汚染する微生物を死滅させるための有効な方法である。次に示す食中毒起因物質に対する予防対策(加熱調理)の組合せとして、誤っているものを1つ選べ。

(食中毒起因物質 ⇔ 必要な加熱)
①サルモネラ属菌 ⇔ 中心部を75℃、1分間以上
②カンピロバクター属菌 ⇔ 中心部を75℃、1分間以上
③腸管出血性大腸菌 ⇔ 中心部を75℃、1分間以上
④ノロウイルス ⇔ 中心部を85℃、1分間以上
⑤ボツリヌス菌 ⇔ 中心部を85℃、1分間以上

正解:⑤

問題発生の経緯

受験者からノロウイルスは中心部85℃、90秒以上の加熱が必要ではないかとの指摘があった。
殺菌のための加熱条件は、以前は85℃、1分以上であったが、2012年のコーデックス委員会の「食品中のウイルスの制御のための食品衛生一般原則の適用に関するガイドライン CAC/GL 79-2012」により85℃、90秒以上に設定された。また、テキストには、85℃、90秒以上と85℃、1分以上(微生物一覧)の両方の記載があるが、正誤表にて85℃、90秒以上に統一している。
検定では、ノロウイルスに対しては85℃、90秒以上とすることが妥当と考え、④も正解となるため、誤っている選択肢が2つ存在することが判明した。

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